凍りついた朝
寒中猫
雪の街
氷点下18度
今なお・・・・

岩手県の山中にある小さな小さな集落でこの家を見つけた。
この家は今なお現役だった。
中から人の気配がするし、なにより、灯りがともっていた。
全国にその名を轟かすローカル線の沿線にこの家はあった。
この家の住人はどうやって生活してるのだろう。
廃止が噂されるローカル線の駅は、少なくとも徒歩圏内には無い。
便利な都会に住み、このような場所での生活を経験していない人間にとって、ここでの生活は試練だと思う。
現実を知れば知るほど、鉄道と言うシステムの敗北感が漂うのは、なぜだろうか。
無駄なローカル線などとっとと廃止にして、家の前に福祉バスのバス停を作ってあげたい・・・・
足腰の萎えたお年寄りが一人ヨタヨタと歩く姿を見かけ、複雑な感情に囚われていた・・・・







